両津さんに出会う旅。仕事の合間で行うオヤジ旅
2019年 12月 09日
こういうやり方もあるんだ!
これでコンプリート!!
というのが今回のオヤジ旅です。
フリーランスは自分でスケジュールを立てられる、というのは、
ある意味、当たっているけど当たっていない部分もあります。
スケジュールを立てられるのはあくまでも細かい部分のみ。
今日は何時から何時まで仕事をしようとか、
明日はこれをしようあれをしようとか、そんな程度。
仕事をもらうということは、必ず締め切りがあるわけで、それには絶対に従わなければなりません。
締め切りを守るという前提のもと、オヤジ旅を実施しています。
が、ここにきて、オヤジ旅に行くためのスケジュールが作れない。。
ということは、仕事の空き時間を利用するしかないのであります。
よし、やってやる!
実はこの日、滝沢はスーツを着ています。そう仕事だから。
とはいっても、ライターなので普段はスーツを着ません。
なのに、なぜ着ているのかというと、亀有警察署へ行っていたから。
別に”やらかしてしまった”わけではありません。
わたくしが非常勤講師をしている専門学校と江戸川区の民間地域新聞との間で行われている
産学協同プロジェクトの打ち合わせで訪れました。
地域新聞の記者である学生が町の治安を守るお巡りさんを取材するのです。
江戸川区なのに葛飾区というのが、型にはまらなくていいですよね。
お巡りさんといえば両津さん。両津さんとえば亀有駅前の交番。
という発想のもと、取材が実現しました。
警察は特殊な仕事であるため、答えることができる質問とできない質問があり、
撮影も自由に行うことができない。
なので、事前に打ち合わせをして、取材をどう進めていくのかを詰めていくわけです。
打ち合わせは午前10時から、1時間ちょいかかりました。
終わったのは、11時過ぎです。
夕方までに自宅に戻ればいいので、自由時間ができた!
亀有に来たのは初めて!
ならば、ここでオヤジ旅をしないわけにはいかない。
ということで、
午後の授業に出なくてはならない学生たちとJR亀有駅で別れたところで、
初めての亀有を舞台に、オヤジ旅を実施することにしました。
ただ、
当てもなくブラブラするのは疲れるだけ。
そこは『こち亀』のお膝元。
あちらこちらに両津勘吉の像が立っているらしく、中川や麗子の像もあるということで、
全部を見つけに行きたいと思います。
全部で15体あるそうですから。
さあ、さっそく探しに行きましょう!!
おおお!
いきなり駅前の南口に、両津さん、中川、麗子が。
まあ、これは警察署に行く前にすでに見つけていましたけどね。
だって、目立つんですもの。
いや、落ち着け。ちょっと待て。
他の銅像がどこにあるのか知っているのか?
知らないと、結局はあてのない徘徊になるだけじゃないのか。
やみくもに探すのは非効率だぞ。
駅の柱に地図があったので、撮影して、これを手掛かりにしていきます。
亀有に来たら、両さん像を探せって言っているようなものですよね。
地図を見ると、今いる南口のまわりにいくつかありますよ。
まずはそこから攻めましょう!
おっと。さっそく祭り姿の両津さんを発見。
というか、両さん、中川、麗子の3像があったところから見えていたけどね。
近づいてみると、金色に輝いているのが分かります。
祭りの様子だそうです。
駅のロータリーには、ベンチに座っている両津さんがいました。
ベンチの色と同化しちゃって。
ならば、
両津さん、カメラ目線で笑顔で承諾してくれましたw
怖い人かと思ったら、案外いい人でしたよ。
道路を渡ったところに中川がいました。この中川、ちいさ……。
早くも3体ゲット。
南口に周辺にもう1像あるようなんだけど、見当たらない。
んん~……。
いったん保留にしよう。北口周辺にもあるので、そちらへ移動しましょうかね!
JR亀有駅は一つの改札から、右へ行けば南口、左へ行けば北口なので、
移動はラクです。
両津さんが北口の目前に立って、手を振って迎えてくれましたw
北口交番です。
でも、まあ、警官にずっと絡んでいる人がいましたね。
画像処理で消しましたけど。
交番の右を走る道路のガードレールに麗子がいました。
中川同様、麗子もちいさ!
交番の近くに麗子を置くあたりが意味深ですね。
ここからすぐのところに亀有公園があり、そこにも銅像があるそうな。
『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の亀有公園です。
行ってみましょう!
ベンチに両さんを発見。
今度はベンチの真ん中に堂々と座っているじゃありませんか。
便所サンダルがこんなにも様になる人はいないですよね!
両サイドが空いているってことは、どちらかに座れってことですよね。
でもまあ、笑ってくれたからいいかな。
亀有公園内にはもう1体ありました。
子どもに人気がありそうな、そんな雰囲気。
北口側にはあと1つあります。
地図で見ると、亀有公園から少し離れたところにあるようですが、残り1体ですし、
行って北口側をすべてクリアしたいと思います。
一番街という商店街をずっと歩いて行くと、
両さん、いました!
敬礼しています。
この姿を見ると、両さんはやっぱり警官なんだなと改めて思うわけです。
カメラ目線をしてくれました。
していないかな?
いや、しているよね。
ちょっと下を向いているのかな?
これで北口側は完了。
再び南口へ向かいます。
地図を見ると、少し歩くみたいなんですよね。
南口側へ移動し、ゆうろーど(亀有銀座商店街)を歩きます。
両津さんもどきがいました。
もどきって言ったら失礼ですね。
両さんに仮装したキャラクター。つまり、キャラクター・オン・キャラクター。
ホントここは『こち亀』の町なんですね。
そうこうしているうちに銅像発見!
「こんなキャラクターいたっけ?」
両さんの少年時代なんだそう。
自撮りでは体勢的に無理でした。
しかも、順番を待っている人もいましたので、時間をかけることもできず。
オーソドックスに写真を撮って、次へ向かいます。
亀有中央商店街にサンバ両さんがいました。
タモさんみたい。。
勉強不足で申し訳ないんだけど、
サンバと両さんってどんな関係があるのだろうか?
ま、いいか。
旧水戸街道に出ると、本田がいました。
バイクに乗ると性格がガラッと変わる奴ですよね。
本田もちいさ!
本田がいるんだから部長もいてほしいなんて思うのは、わたくしだけでしょうか。
旧水戸街道にはもう1体あります。
ガハハ両さん像であります。大胆に笑っていますね。
あと残り2体。
1体は亀有香取神社の敷地内にあるみたいです。神社も巻き込んでいるんですね。さすが『こち亀』の町だ。
ある意味”両津神社”でもある。
行ってみましょう!
それにしても雲一つない青空。
これこそ”日本晴れ”。
どこかの代表のユニフォームが謳う日本晴れとはわけが違うw
亀有香取神社にはその名を表すがごとく、
狛犬ではなく、狛亀がいるのです。
狛犬といっしょですね。ちゃんとリアルを追求しているあたり、いいですよね。
鳥居をくぐると左に両さんがいました。
何が見えるのだろうか。
でも、これって『鳥だ、飛行機だ、タケちゃんマンだ』のポーズじゃないですか。
(昭和ネタですみません)
亀有香取神社には両さんと並び立つ、もう一人のスーパーヒーローがいました。
翼君もいるとなると、”両翼神社”ということになりますね。
さらに、亀有香取神社の隣にあるアリオ内には、葛飾が生んだあの国民的風来坊も。
葛飾区ってスゲーな!
スターだらけじゃん。
なのに……。
この言葉の続きは各自が考えてください。
おっと。
横道にそれてしまいましたが、両さんの像に戻らないと。
あと1体となりました。
見当たらなくて保留にしていた像です。
南口駅周辺にあるはずなんだけどなあ。。
地図によると、リリオ館というショッピングセンター付近なんですがね。
グルっと1周してみたけれど、それらしい像は見当たらない。。
んんん。
腕組みをしながら、下あごをジョリジョリさする滝沢です。
あああああ。
もしかしたら、リリオ館の中か!
金田一耕助がもじゃもじゃ頭を掻きむしりながら叫ぶパターンですよ。
「銅像は外にあるというのが、我々が持つごくごく当たり前の、ある意味固定観念なんですよ。
それを逆手に取った恐るべしトリック。ああ。僕は、僕はそれに気づくのが遅すぎた。
もっと早くに気づいていれば、こんなにも残忍な事件を防ぐことができたかもしれなかった」
(金田一耕助が言いそうなセリフ)
まるでサスペンスドラマか推理小説のような展開!
勇気をもって店の人に聞いてみたら、やっぱりそうでした。
しかも、7Fの亀有地区センターの中っていう、
なんとも分かりづらいところにいました。
リリオ館という箱モノだけで終わらせない。
箱モノの中の一施設の室内に隠されるという二重構造。
これぞ密室のトリックに通ずるワナですね。
店の人という重要人物が登場しないと、決して解決できない難事件でした。
そして最後の像は麗子でした。
これもストーリー的には理想的なような気がします。
でも、ラスボスって、こういうパターンもありますもんね。
考えてみたら、麗子が等身大だったら、
それはそれで生々しい。
ボディラインを舐め回すように見る奴続出!?
小さくて良かったのかな。
これでコンプリート!!
『こち亀』像は全部で15体。もっとはやく制覇できると思ったんだけど、
3時間半ほどかかってしまいました。
途中、昼ごはんを食べたり、アリオで道草したりしましたので、まあそんなもんかな。
しかも、銅像というから大きいものばかりイメージしていたのですが、
小さいものも多かったから、見過ごしてしまい、
同じ道をウロウロもしました。
それにしても亀有にはあちらこちらに両さんがたくさんいました。
こんなにも『こち亀』タウンになっているとは思ってもいませんでした。
先述した両さんに扮したサトちゃんもそうですが、
みなさんも両さんを探しに亀有へ行ってみませんか?
歩いた歩数(ドア to ドア)/19,839歩
歩いた距離(ドア to ドア)/15,6km
※言っておきますが、革靴ですからね。途中からつま先が痛くなりましたよ。
by takizawayasuei
| 2019-12-09 11:52
| 日帰り旅