昇仙峡の山頂に立って大地のパワーをたっぷりチャージ!
2019年 08月 12日
令和元年の7月は例年以上に雨ばっかりでしたね。
毎日、雨、雨、雨……。
本当にイヤになります。
7月の初旬には、23日に「オヤジ旅」をやろうと決めていたのですが、
こうも雨ばかり続くと「これは中止か……」なんて不安にもなったりしました。
1週間前になると、週間天気予報が発表され、毎日チェック!
曇りのち雨→曇り→雨のち曇り
こんな感じで日ごとに天気予報が変わっていき、
モヤモヤが続く日々。
そんな中、重大な予報が!
気象予報士「関東は24日に梅雨が明けるかもしれません」
えええ……。
じゃあ、23日は絶対に天気悪いじゃん。。。
そんながっかりな中で迎えた今回のオヤジ旅でした。
ところが!
ふたを開けてみると、厚い雲があったものの、遠くのほうで大雨が降ったものの、
天候は晴れ!
しかも、ギラギラするような直射日光。
こんな感じです。
昇仙峡です!
山梨県甲府市にある、日本有数の渓谷美とも称されるところです。
実施日/7月23日
天候/晴れ時々曇り
毎回「オヤジ旅」は電車ですが、今回は車です。橋本くんの。
電車でも行けなくはないのですが、路線バスにも乗り換えなくてはならないので、
片道だけで3時間以上かかる。往復だと6時間以上移動に費やすということで、
橋本くんに車を出してもらいました。
ありがとう! 感謝!!
待ち合わせ場所は京王線の明大前駅。
そこで拾ってもらい、高速道路に入って一路山梨方面へ。
そこから先はパーといい天気。
前々日は参議院選挙だったということで、車内では政治の話をしたり、
お互いメンズヘアスタイルを主軸としたライターなので、そんな話をしたりして。
橋「そういえばトメ吉さんがオーシャン辞めましたね」
滝「え?」
橋「インスタで発表してましたよ」
滝「今、初めて知った。社長が辞めるって、どういうこと?」
橋「さあ……。でも、社長が社長を辞めたんですから、何かあったんでしょうね」
滝「いったい何があったんだろう」
滝沢、情報の疎さをさらけ出す。。。
(こんなんじゃダメだ!)
滝沢と橋本くんはメンズヘア業界がしょぼい時代からともにやってきていて、
これを書こうと思うと、オヤジ旅が脱線するし、たくさんありすぎて書き切れないし、
今ではあり得ない苦い経験もたくさんしたし。。
まあ、それは置いておいて。
オーシャンがオープンするときも先方さまからいろいろお話をしてもらったりしていたので、
まさかこんな流れになるとは思ってもおらず。
でも、まあ、紆余曲折なのが人生なので、
オーシャンもトメ吉さんも今後もよりいっそう頑張ってもらいたいところです。
そんな話をしているうちに、
高速を降りて一般道へ。
実は甲府ICで降りる予定だったのに、しゃべっていたら通り過ぎてしまい、
次の韮崎ICで降りることに。
一般道はのどかな田舎道。絵葉書のような景色が広がっていました。
辺り一面、ぶどう畑。さすがワイン県ですね。
立体的な雲も「夏」って感じですよね!
ここからさらに車で進み、無料駐車場を目指します。
この絶壁感。そんじょそこらにはないですよね。
車を停めて、まずは腹ごしらえ。
これは、冷たいほうとうを温かい汁に浸して食べるという、つけ麺みたいなもの。
ややピリ辛で夏らしい料理でした。
店主の粋な計らいで、やや大盛にしてもらいました。
ありがとうございます! 美味かった!
駐車場からは「昇仙峡渓谷オムニバス」を利用し、仙娥滝まで移動です。
仙娥滝までは1区間なので300円です。写真のとおり。
乗車時間は約5分。あっという間でした。
店上のむき出しの山肌に驚き!
本来は一人1300円なのですが、1200円で買えるお土産屋でチケットを購入しました。
山頂はパワースポットらしいですよ。
向こうから子供たちが手を振ってくれたので、
オジサンも振り返す。癒されますね。
さあ、山頂に着きましたよ!
あまりの迫力に、呆然と立ち尽くす橋本くんと滝沢でありました。
ネイキッドな山の向こうには街が見えます。
もっと手が長ければ、景色を広く撮れるのに。。
涼しげに写真を撮っていますが、実際は日が照ればものすごく暑い。
逆に、陰れば涼しい。
このギャップに翻弄され気味。
パノラマ台から見た景色も絶景だけど、クライマックスは「弥三郎岳」という場所なのです。
でもね、こんなのはまだまだ序の口なんですよ。
地面がズルズル滑ったりするんです。
転げ落ちないように手すりがあり、
それがチェーンなんです。
ここを登り切れば……。
橋「向こうにまだありますよ」
橋本くんが指さす方角には、
なんだか鹿になった気分。
木の枝と岩の隙間をくぐっていくようなイメージ。
アスレチックのようでもあり、サバイバルのようでもあり。
足元の岩にも注目してください!
これはもう階段ではなくて、ただのくぼみですね。
それにしても岩の質感がクレーターのような。
月面な雰囲気。
「お」を何回かいても自分の気持ちを表現しきれない。
それを文字で表現するのがライターだろう?
そうできないジレンマ。
風光明媚、花鳥風月、山紫水明、壮観、偉観……。
何をどう書いてもウソになりそうで、
美しい風景を見ながら、未熟さも感じるのでありました。
この景色をウソ偽りなく素直に表現すると、
「なんじゃこりゃ」
です。
こう書かれても、よく分からないですよね。
「弥三郎岳」の頂上。
山頂というよりかは、大きい石の上に乗ったかのようなイメージです。
うっすら湖のようなものが見えますが、
あれは荒川ダムです(東京の荒川ではないです)。
なので。
このアングルなら、大自然のすごさが伝わりますかね?
岩場の向こうへ行ったら真っ逆さまです。
こうして写真で見ると、
森がフカフカしてダイブしても羽毛布団のように包み込んでくれるのではないかと、
錯覚してしましますが、
違いますので。
実際はとげとげしくて、険しくて、
落ちたら「一巻の終わり感」しかありませんから。
このとき、遠くて雷が鳴っていたんですよ。
急いで降りましょう!
左半分、雨が降っているんです。
こんな写真が撮影できたのも奇跡としか言いようがありません。
雨雲は動いていますから、
まるで街を飲み込むかのごとくです。
自分たちも巻き込まれたらたまったもんじゃないということで、
急いでケーブルカー乗り場へ。
いや~。いいものを見させていただきました。
「見る」ではなく「観る」かな。
劇場で観覧する感じ。
雨が街を襲うというアトラクション付き
1200円出す価値あり!
さあ、家に帰りましょうか。
いや、まだです。
「昇仙峡渓谷オムニバス」で送迎してもらった地点、
仙娥滝にはまだ行っていません。
今から行きたいと思います。
ここもすごいらしいですよ!
それは次回ということで。
by takizawayasuei
| 2019-08-12 13:01
| 日帰り旅