”地下宮殿”見学からの~。 春日部、岩槻と東武野田線を途中下車
2019年 06月 18日
↑<前回からの続きです>
”地下宮殿”見学を終えた橋本くんと滝沢は、
せっかく埼玉県春日部市へやって来たということで、
市街地へ向かうことに。
南桜井駅から東武野田線に乗って、春日部駅へ移動しました。
今回の「日帰りまったり旅」を実施する数日前、偶然、NHKで春日部のことをやっておりまして、
今の春日部という名前になる前は「粕壁」だったそうです。
「粕」は「酒粕」などからの由来で、「壁」は当時たくさんあった蔵が黒くて壁のように見えた、
というところから来ているらしい。
時代をさらにさかのぼると、「粕壁」の前は「春日部」だったようですね。
「春日部」→「粕壁」→「春日部」
NHK情報ですので、抗議は一切受け付けませんので、よろしくお願いします。
江戸時代は江戸から日光へ行く人たちのための宿がたくさんあったようです。
”地下宮殿”見学が終わってから、何も食べてずにこちらへ移動したので、腹がすいております。
昼食を。
ということで、選んだのが駅前の「からあげ日本一」。
よくもまあ、こんな強気な店名をつけられるなと感心するわけですが。
熱によってとろけたチーズと、外はサクサク中ジューシーな唐揚げのマッチアップ。
しつこいのではないかと思うけど、
この濃厚さは受け入れられる。
受け入れられるという表現だと、「本来はそうしたくないけど、まあまあ仕方ないな」
的なニュアンスが出てしまうけど、そうではない。
積極的支持です。
しょうゆ、塩、ソース、香辛料、いろいろな味つけがありますが、
チーズというのが目からウロコ。こんな手法もあったんだ! という驚きにも似た感激です。
”日本一”と店名につけるくらい自信に溢れるからあげは、その名にふさわしい味だったと思います。
まあ、唐揚げに詳しいわけではありませんが。
食べている最中に、
”地下宮殿”見学でいっしょだった外国人観光客が入ってきました。
注文すると、店内の入り口脇にあるベンチに座りました。
どうやらテイクアウトするようです。
品が届き、お会計を済ませたら、その方たちはなんと、
ベンチで料理を食べ始めるではありませんか!
テイクアウト品をその場で食べるという信じられない行動。
弁当は定食よりも若干安いじゃないですか。
その金額差を利用して店内で食べるという図々しさ。
僕らが食べ終わり、レジへと向かったとき、
彼ら(正式には彼女らですね)も食べ終わり、
レジにいた僕らの横へ来て、店員に向かって、
「ゴミ」と言って、食べ終わった箱を返しました。
なんたる暴挙!
顔立ちからして欧米系なんですよ。
異国でのマナー違反な行為は慎んでもらいたいものです!
ちなみに、
”地下宮殿”見学には中国系、韓国系もいて、
これまた偶然にも「からあげ日本一」で遭遇しました。
他にも店はあるだろうに、僕たちは打ち合わせも何もしていないのに
「からあげ日本一」で再集合みたいになっていました。
中国系、韓国系の人たちは、ちゃんと店内のテーブル席につき、
定食を頼み、落ち着いて食べていました。
好印象。
マナーというのは、結局のところ、国籍や人種ではなく、
個人によるものなのだなあと痛感しました。
さあさあ旅は続きます。
「クレヨンしんちゃん」のお膝元ということで、
橋本くんが子どもにお土産を買うことに。
グッズがたくさん売っているというLaLa ガーデンへ向かいました。
UFOキャッチャーを見た瞬間、目の色が変わった橋本パパ。
子どものために「いっちょやったるぞ!」
でもな、アームが弱すぎるのか、景品に油が塗っているのか分からないけど、
グッと深く掴んでも、スルッと抜けてしまうんだよ。
仕方ないから、売店でそれなりのものを購入したよ。
結局、これが一番安パイだもんな!
このあと、我々は岩槻へと移動しました。
岩槻城址へ行きたいと思います。
「岩槻城址へはどう行けばいですか?」と尋ねたところ、
向こうも岩槻には疎いようで(おそらく新人)、「時の鐘のほうですかね?」と
逆に尋ねられ、そこが分からなかったので「そうです」と
適当に答えたら、「それだったら向こうです」と言われ、
結局、よく分からなかったので、駅に備わっている大きい地図を見て、
位置を確認しました。
そしたら岩槻城址と時の鐘の方向が合っていた!
警官の勘ってやつか。
駅からだと、時の鐘のほうが近く、さらに歩けば岩槻城址へ行けることが判明。
ならば、行ってみようか。時の鐘に。
近いと言ったものの、それは岩槻城址との比較であり、
時の鐘まではけっこうな距離を歩きましたよ。
ということは、岩槻城址はもっと遠い。。。
ふ~~。
かなり歩いたけど、ブログはワープできるので便利。
時の鐘に到着。
非常に質素で、静かに佇んでいるとでもいえば、いいでしょうか。
時の鐘というネーミングが、時空を超えて何か起きそうな、
まるでSFチックな感じですが、
うん。まあ、そうだね。そうなんだ……。
もちろん鐘をつけるわけもなく、ぐるっと1周して終了です。
さあ、岩槻城址へ向かいましょう。
時の鐘は住宅街の中にありますから、
大通りから細い道へと入らなければならなかったのです。
この細い道から岩槻城址へと行くのがなかなかの迷路。
「ここ行けるかな」と思って角を曲がると、行き止まりとか。
来た道を戻って大通りから向かえばいいのだが、
それはつまらない。
なので、前へ前への精神でひたすら歩き続けました。
そして、岩槻城址へ続く道をついに発見。
ここです。
おっさんなわたくしたちでもゾワゾワするほどの道。
一応、舗装はされている。だが、
昼間なのに、日差しが入らない。
もはや神聖なのか邪悪なのか分からない。
「神社だから守られているんだよね」
とおびえながら歩くのでした。
闇を抜けると、道は開け、明るさも回復。
そこからまた歩いて、やっと着きました。
ただの橋じゃん!
でも違ったんです。
しかし近づくと、1つ1つの四角形が組み合わさってるような奇異なフォルム。
橋なので、もちろん渡れるようにはなっている。
「でもさ~、ちゃんと歩けるのかよ!」
「グネグネ歩くの嫌だぜー」
まっすぐ歩けるんですよ。
素晴らしいアイディア。
独断と偏見で選ぶ、グッドデザイン賞に決定しました。
(間違っていたらゴメン)
さあ、駅へ戻りましょう!
この時点でもう5時を回っています。
細い道だと、また迷ってしまいそうなので、大きい道路を歩くことに。
するとこんなものを発見。
クイズジンジャ?
ひさいず神社と読むようです。
「右の方向に線路が見える」
「この角を曲がったほうが良いね」
というわけで、大きい道を歩いていた我々は、ここから右へと曲がりました。
しかしこれが再び、岩槻迷路に迷い込むきっかけとなったのです。。。
「線路沿いを歩けばいいんだよ」
「あれ、行き止まりになってる」
「じゃあ、こっちは?」
「民家だから行けない」
「こっちはどう?」
「ガードレールをくぐることになるから遠回りになるよね」
「遠回りはダメでしょ」
「こっちにも道があるよ」
「この道、大通りのほうへ向かってる」
「それもまた遠回りだよね」
「なんだこの街はーーー」
行き当たりばったりに歩いていたら、
結局、最初の大きい道へと出てしまったわけです。
そしてようやく岩槻駅へ。
いや~、長く楽しい一日でした!
これにて今回の日帰り旅は終了です。
ご拝読ありがとうございました。
使った金額(交通費込み)/3379円
歩いた歩数(ドア to ドア)/24,667歩
歩いた距離(ドア to ドア)/15,8km
by takizawayasuei
| 2019-06-18 21:54
| 日帰り旅